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2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は25日に南アフリカのダーバンであった抽選会で、参加チームが各大陸予選に振り分けられた。予選が始まっていない欧州と北中米・カリブ海、日本を含むアジアのシード5チームなどにも本大会までの道筋が示され、開催国を除く出場31枠を巡る戦いが本格的に始まる。
抽選会前日には試合開始時間が午後1時(日本時間午後8時)と同4時(同午後11時)、同8時(同翌午前3時)と決まり、試合会場も6月11日の開幕戦がヨハネスブルク、7月6、7日の準決勝がケープタウンとダーバン、同11日の決勝がヨハネスブルクと確定。アフリカ初開催に向け、地元の準備も進む。
予選参加は、既に敗退したチームも含め、204カ国・地域(開催国南アを含む)。
■格差や治安、課題 抽選会は南アフリカで開かれる初めての大規模なW杯公式行事だった。
「10年には間違いなくここでW杯が開かれ、大成功を収める」。抽選に先立って国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は熱弁をふるった。南アのムベキ大統領が「アフリカは準備ができている」と応じた。
FIFAはW杯のアフリカ初開催を意義づけるのに懸命だ。今回発表されたチケットの価格体系もその一つ。南ア居住者限定チケットを設け、低所得者の草の根ファンが観戦できるように格安にするという。開幕戦以外の1次リーグは20ドル(約2200円)。一般チケットの最低額は80ドルだ。
それでも「高い」とある黒人男性ファン(34)は言った。24日の国内リーグ戦を見に来た彼の持っていたチケットは30ランド(約480円)。「20ドルは買えない額ではない。でも仕事のない他の仲間には無理だろう」。南アの06年3月の失業率は約26%に上る。
FIFAは無料で12万枚を南ア居住者に渡す計画も明らかにした。ただ貧富のある社会で本当に「草の根」に届くのかはっきりしない。
抽選会の直前までは競技場の建設労働者がストを行っていた。賃金の引き上げを求めるスローガンは「W杯のパイを分けろ」だった。23日には抽選会場ダーバンのゴルフ場でオーストリア人が射殺され、治安の悪さを実感させた。
抽選会でブラッター会長は「キックオフだ」と高らかに言った。W杯を楽しめるように準備が整うのはまだ先という印象だ。
<各大陸予選の展望>■アジア1組「死のリーグ」 1組が「死のリーグ」になった。前回W杯ベスト16の豪州と、今年のアジア杯で優勝したイラクが優勢だが、02年W杯に初出場しながら前回は1次予選敗退の苦汁をなめ、巻き返しを図る中国、実力国のカタールも力の差はわずかだ。
中東勢が占める5組も混戦になりそう。イランが頭一つ抜けるが、伝統国のクウェート、アラブ首長国連邦、ユース年代の育成に成功しつつあるシリアも可能性はある。
3組は南北朝鮮対決が実現した。W杯予選では、93年の米国大会最終予選以来3度目の顔合わせで、過去は韓国が2連勝。ホーム・アンド・アウェー方式では初の対戦になる。この2チームに、04年アジア杯8強のヨルダンがからむ。 4組はサウジアラビアとウズベキスタンの勝ち上がりが堅そうだ。
■欧州 イングランド巻き返し狙う 6組のイングランドは21日の欧州選手権予選でクロアチアに負けて敗退の憂き目にあったばかり。実力負けを認める声も多い中、どう巻き返すか。やはり欧州選手権予選を不本意に終えた06年W杯8強のウクライナの復調が、グループの行方を左右しそうだ。
1組も欧州選手権予選の因縁が絡む。06年W杯4強のポルトガル、スウェーデンの上位が順当だが、スウェーデンとデンマークの隣国同士には6月の対戦が没収試合になった経緯がある。 3組はチェコ、ポーランドの東欧の実力国が軸。4組はW杯予選で通算2敗しかしていないドイツと、ヒディンク監督の下で飛躍を図るロシアとの対決。5組もスペイン、トルコの2カ国で1位を争うだろう。
7組のフランスは、攻撃力で上昇気流に乗るルーマニア、前回はモンテネグロと一緒のチームで出場したセルビアの挑戦を受ける。9組のオランダは攻撃陣が低調。ファンバステン監督は激しさが持ち味のスコットランド、ノルウェーとの対戦に懸念を示した。
8組では06年大会優勝のイタリア、4大会ぶりの出場をめざす2組のギリシャは、ともに比較的楽に勝ち抜けそうだ。
■アフリカ 力の差なく混戦の模様 各国の力の差がなくなり、混戦が予想される。W杯ドイツ大会の予選では強豪カメルーンが敗退し、アフリカ代表5チームのうち4チームが初出場だった。02年のセネガル、06年のガーナは初出場ながら本大会の決勝トーナメントに進んだ。6次予選から厳しい争いが続きそうだ。
アフリカ・ネーションズカップの予選も兼ねるため、開催国・南アフリカもW杯予選に出場する。前回のW杯出場を逃しただけに、真剣勝負の予選で結果を残し、本大会につなげたい。
■南米 ブラジル苦しむ 各国がそれぞれ計18試合を戦う南米予選は10月13日に始まり、各4試合を消化して、パラグアイが首位に立っている。1失点と伝統の堅守ばかりでなく、最多の計9得点と攻めも好調だ。アルゼンチンは4試合目でコロンビアに初黒星を喫して首位を明け渡したが、攻守の安定感は抜群。FKからゴールを重ねている、MFリケ ルメの活躍が目立つ。ブラジルは2引き分けが響いて、3位と気になるスタート。カカを中心に役者はそろう元王者も、楽な戦いはできなくなっている。
■北中米・カリブ海・オセアニア メキシコと米国が有力 北中米・カリブ海は前回16強のメキシコ、6大会連続出場を目指す米国が有力。これにコスタリカやホンジュラス、トリニダード・トバゴなどが絡む展開となりそうだ。
豪州がアジア連盟に転籍したオセアニアは、ニュージーランドの優位が動かない。プレーオフでアジア5位と対戦することになるだろう。

日本はオシム監督が病気で倒れて、本戦には間に合わないだろうという見解で、後任に98年ワールドカップ(W杯)フランス大会で日本代表を率いた岡田武史氏(51)を起用することが26日、わかった。岡田氏は就任要請に対し、既に前向きな姿勢を示しており、契約条件の細部を詰めた上で正式に受ける構えだ。
岡田氏は日本代表コーチを務めていた97年10月、W杯フランス大会アジア地区最終予選の成績不振で解任された加茂周監督の後を受けて、急きょ日本代表監督に就任。チームを立て直して、W杯初出場に導いた。
その後、99年からはJリーグ2部(J2)のコンサドーレ札幌を率いて、00年にJ1昇格を決めた。03年から昨年途中までJ1横浜F・マリノスの監督を務め、03、04年に2連覇を達成した。
年が明けたらW杯、アジア予選。本戦出場を実力で決めてほしい。
では、また来週!!
See you next Happy Tuesday! at the GOLDEN PARK!☆★
Bye×2☆★ KAZUYAでした★☆